Category Archives: EU

投票率が5%あがった

5年に1回の欧州議会選挙は、投票率が低いことが問題になっています。5月25日に行われた今回の投票率は、前回の2009年の43.8%を上回り、5%ほど、48.9%まであがりました。まだ不十分ですがよかったです。 投票率をあげるためにいろいろな工夫が見られました。ポスターで投票のしかたを具体的に教えたり、大学で候補者のパネルディスカッションを開催したり、テレビ番組でEUの課題を分かりやすく紹介したりするなどでした。 投票日の昼間に非営利団体が運営しているウプサラの小さな映画館で映画を見に行くと最初にこんな内容の映像がながれました。「これはCMです。CMはあなたに考え方や商品を提供しようとするものです。このCMは違います。あなたの声を聞きたいのです。あなたの意見を知りたいのです。投票しましょう。」 日本は、投票率をあげるためにどんな取り組みがあるのでしょうか。 ちなみに、「スウェーデンの今」というブログで、選挙の結果が細かく日本語で紹介されています。おすすめです。  

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環境党がスウェーデンの第2党に

5月25日の欧州議会選挙のスウェーデンの結果が出ました。ブリュッセルにある欧州議会の議席が決まる選挙なので、スウェーデンの国会や市議会にまったく影響がないですが、大きな世論調査かのように、市民の政治志向のトレンドが見えます。 大成功した政党の一つは環境党です。スウェーデン第3党から、首相を出している保守党(穏健党)を抜いて、スウェーデン第2党になりました。当選した候補者3人だけではなく、党員全員がとても喜んでいる様子をテレビで見ることできました。 写真は、環境党のトップ候補の2人です。左はPeter Eriksson(ペーター・エリクソン)さんです。現在はスウェーデン国会議員ですが新しく欧州議会議員として当選しました。右はIsabella Lövin(イサベラ・ロヴィーン)さんです。現職の欧州議会議員ですが元々はジャーナリストです。海の資源が枯渇するような漁業の問題を取り上げる本を書いたことで有名になり、環境党の議員になり、EU議会で海の資源を守ることで頑張ってきました。 イサベラさんの本の日本語版も出ています:「沈黙の海 ー 最後の食用魚を求めて」。その出版の2010年に来日しました。 翻訳者がここで本の紹介をしています。 投票日の最後に選挙庁が発表した結果はこちらにあります。 第1党が社会民主党 24.4% 第2党が環境党 15.3% 第3党が保守党(穏健党) 13.6% さらに、環境党が第1党になった地域もあります。例えば首都圏です。 ストックホルム県では19.3%でトップ。 ストックホルム市では21.7%でトップ。 第2の都市のヨーテボリ市では18%でトップ。 私が住むウプサラ市も環境党が21.2%でトップに出ました。さらに自分が住む選挙区では、環境党は42%も獲得してびっくりしました。 日本もネット上でこれほど細かく選挙の結果を見ることができるのでしょうか。

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今日は投票しました

今日は欧州議会選挙の投票日だったので投票しました。スウェーデンで投票するのが久しぶりでした。 ほかの人に分からないよう、秘密の投票。 選挙ボランテアが票を受けとって、投票権を確認します。 日本の皆さんも、機会がある時には、是非投票してください。

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投票率をあげるためのテレビ番組

スウェーデンの国会選挙の投票率は84%以上(2010年)ですがEU議会の選挙になると低いです。前回の2009年は45%程度でした。ですからEU選挙の場合、スウェーデンも日本と同様、どうやって投票率をあげるかという悩みがあります。 そこでスウェーデンテレビが投票率をあげる目的で3回シリーズの番組を作っています。その1回目の番組をみてみました。(ネットで見ることができ、日本でも見られます。) 番組の主役はラジオやテレビの番組ホストやコメディアンとして知られているKodjo Akolor (コジョ・アコロー)さんです。 コジョさんは、スウェーデンに移住したガーナ出身のカップルの息子としてスウェーデンで育ちました。国籍はスウェーデンだし、スウェーデン語ももちろん完璧です。 コジョさんはヨーロッパ各地に取材に出かけ、専門家やEUの議員に取材します。1回目のテーマは温暖化、遺伝子組み換え食品、将来の食料不足です。 温暖化の取材では研究者と一緒に、溶けかけているアルプスの氷河までのぼります。そこで、氷河が溶けるスピードにブレーキをかけるために、観光業者が氷河の上に大きなフリースの毛布を敷いているというびっくりするような事情を紹介します。ドイツの原発廃止政策やスウェーデン国有電力会社の石炭採掘なども取り上げます。 次に食料生産の問題を追って、遺伝子組み換え食品の開発者を訪問したり、新しいタンパク源として期待される虫の養殖施設を見学したり、いなごピザを焼いたり、食べたりします。その合間に何回もスウェーデンのいろいろな政党のEU議員をインタビューします。 最後に、インタビューした議員全員に「いなごはいかが」と試食を提案して、ほとんど全員がいなごをかじることになります。 なかなか面白く、おすすめできる番組です。 ちなみに、先日、選挙カーの事例として高野山の写真を使いました。高野町の町長選挙の投票率はスウェーデン並の85%でした。

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投票のしかたを町中の広告で教える

選挙庁がこんな広告で投票のしかたを教えています。 スウェーデンは主に政党を選びます。そして選んだ政党の候補者のリストの中から好きな候補者を一人だけ選んで推薦できます。 このポスターで票の使い方を説明しています。これは「A党」の票です。A党が決めた候補者がA党が決めた優先順位で並んでいます。有権者はその中から一人だけを選んで、マークして、推薦できます。その候補者を推薦している人が多ければ候補者の順位が変わり、実際に当選する人が代わる可能性があります。マークを付けない場合、政党が提案した通りの優先順位になります。 候補者と関係なく、政党だけを選びたい場合は、真っ白の票にその政党の名前を自分で書くことができます。 候補者の名前以外にいくつかの情報をいれることができます。この見本のように候補者の年齢と職業を入れることが多いです。例えばこの場合は上から「40才の教員」、「18才の学生」、「67才の医者」と並んでいます。 各政党がEU選挙のために用意している票のすべてが選挙庁のホームページで紹介されています。 ほかに載せることがができる候補者情報は肩書き、居住地、など限られた内容です。 日本の票はどのようになっているのでしょうか。私は見たことがありません。

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