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無党派の選挙小屋も

ウプサラの広場に各政党の選挙小屋が並んでいますが、無党派の選挙小屋も発見しました。小屋というか、温室のかたちの選挙小屋です。ここでは、地球の気候のことを考え、気候のためになるような投票をしようと提案しています。主催は気候アクション(Klimataktion)、地球の友スウェーデン(Jordens Vänner)、自然保護協会(Naturskyddsföreningen)の三つの環境保護団体です。 主催団体は、「多くの有権者が温暖化問題を気にしているのに、政治家はあまり取り上げていない」という視点から有権者に提案しています: ー 主催団体はどの政党がよいという提案はしないですが、各政党の温暖化についての主張や政策を調査して、有権者がその結果を参考にできるようにしています。 ー 温暖化対策に積極的な政党はありますが、自分の好きな政党から離れたくない場合は好きな政党の立候補者の中から温暖化対策に取り組む意欲のありそうな議員を選ぶことができます。

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投票率が5%あがった

5年に1回の欧州議会選挙は、投票率が低いことが問題になっています。5月25日に行われた今回の投票率は、前回の2009年の43.8%を上回り、5%ほど、48.9%まであがりました。まだ不十分ですがよかったです。 投票率をあげるためにいろいろな工夫が見られました。ポスターで投票のしかたを具体的に教えたり、大学で候補者のパネルディスカッションを開催したり、テレビ番組でEUの課題を分かりやすく紹介したりするなどでした。 投票日の昼間に非営利団体が運営しているウプサラの小さな映画館で映画を見に行くと最初にこんな内容の映像がながれました。「これはCMです。CMはあなたに考え方や商品を提供しようとするものです。このCMは違います。あなたの声を聞きたいのです。あなたの意見を知りたいのです。投票しましょう。」 日本は、投票率をあげるためにどんな取り組みがあるのでしょうか。 ちなみに、「スウェーデンの今」というブログで、選挙の結果が細かく日本語で紹介されています。おすすめです。  

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環境党がスウェーデンの第2党に

5月25日の欧州議会選挙のスウェーデンの結果が出ました。ブリュッセルにある欧州議会の議席が決まる選挙なので、スウェーデンの国会や市議会にまったく影響がないですが、大きな世論調査かのように、市民の政治志向のトレンドが見えます。 大成功した政党の一つは環境党です。スウェーデン第3党から、首相を出している保守党(穏健党)を抜いて、スウェーデン第2党になりました。当選した候補者3人だけではなく、党員全員がとても喜んでいる様子をテレビで見ることできました。 写真は、環境党のトップ候補の2人です。左はPeter Eriksson(ペーター・エリクソン)さんです。現在はスウェーデン国会議員ですが新しく欧州議会議員として当選しました。右はIsabella Lövin(イサベラ・ロヴィーン)さんです。現職の欧州議会議員ですが元々はジャーナリストです。海の資源が枯渇するような漁業の問題を取り上げる本を書いたことで有名になり、環境党の議員になり、EU議会で海の資源を守ることで頑張ってきました。 イサベラさんの本の日本語版も出ています:「沈黙の海 ー 最後の食用魚を求めて」。その出版の2010年に来日しました。 翻訳者がここで本の紹介をしています。 投票日の最後に選挙庁が発表した結果はこちらにあります。 第1党が社会民主党 24.4% 第2党が環境党 15.3% 第3党が保守党(穏健党) 13.6% さらに、環境党が第1党になった地域もあります。例えば首都圏です。 ストックホルム県では19.3%でトップ。 ストックホルム市では21.7%でトップ。 第2の都市のヨーテボリ市では18%でトップ。 私が住むウプサラ市も環境党が21.2%でトップに出ました。さらに自分が住む選挙区では、環境党は42%も獲得してびっくりしました。 日本もネット上でこれほど細かく選挙の結果を見ることができるのでしょうか。

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大学で政治の議論

EU選挙を前にウプサラ大学パネルディスカッションが開かれました。狙いはより多くの人に投票してもらうことでした。 現在EU議会で議席をもっている政党からそれぞれ1名が出席して、現職の国会議員やEU議員と新しい立候補者、立場のいろいろな人でした。 EU議会(欧州議会)は、EU28カ国で5年に一回選ばれる751人の議員で構成されています。そのうちスウェーデンは20議席だけもっています。 このパネルディスカッションは、平日の昼間の時間帯でしたが、ウプサラは真夏のような素晴らしい天気に恵まれました。町が暖かい天気を楽しむ人であふれていましたが、それでも、政治の議論に参加するために150人位集まりました。学生も多かったです。 各候補者と司会者がとても幅広くさまざまなテーマを取り上げましたが、聞く人はどんなテーマに興味があったのでしょうか。一般の質問になると少し見えてきました。EUで課題になっている一つは、難民や政治的亡命者の受け入れ政策です。戦争などのために難民になる人がEUに行こうとするのですが、EUに入るのは難しく、EUの対応の仕方に問題があると思っている人が多いです。 そこで質問の一つは、「法律に沿ったより安全な方法でEUに亡命できるようにするために、皆さんは何をしようとしているのでしょうか。」でした。もう一つは、「EU圏内の男女平等を推進するために何をしようとしているのか」。 このパネルディスカッションの主催は、主に学生が運営している、国際的な政治問題や外交のありかたの理解を深めるために活動しているUppsala Association of International Affairsという非営利団体でした。 日本の大学でこのような議論をすることがあるのでしょうか。

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外国人も投票権がある

図書館で見つけたポスターです。「投票しよう!」 移民組織の連絡会、各政党、ウプサラ市、若者と市民社会の課題を扱う国の機関(Swedish Agency for Youth and Civil Society) が一緒に作っています。 5月25日の欧州議会選挙の時に投票しようという内容です。 欧州(EU)議会の選挙に参加できるのは、18才以上のスウェーデン国籍の市民だけではなく、EU加盟国の国籍をもってスウェーデンに住んでいる市民もスウェーデンで投票できます。 このポスターはよりシンプルなデザインでウプサラ市が作っています。欧州議会の選挙に限らず、とにかく投票しようと言うメッセージです。 9月14日のスウェーデン総選挙の時も外国人の投票権があります。国会はスウェーデン国籍の市民に限られますが、スウェーデンに3年間住んでいる外国人は、住んでいるところの県議会選挙、市議会選挙に参加ができ、投票できます。 私は、24年間位、東京都世田谷区に住んでいました。日本の永住権ももっていますが、一度も投票をする機会がなかったです。

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広場に選挙小屋がたちました

スウェーデンは選挙キャンペーンがはじまると、町の広場に選挙小屋がたちます。各政党がそれぞれの小屋をおいて、その小屋をベースに政策のことを市民と話し合ったりします。 これはウプサラの広場にたっている小屋です。 今回の小屋は5月25日の欧州選挙のためにたっています。 日本の選挙と対照的です。日本は選挙カーで周り、スピーカーを使い、白い手袋で市民に向けて手を振ります。政治家は話しかけにくいと思いませんか。 これは先月、高野山で見かけた選挙カーです。

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